慢性肝炎の場合

B型肝炎には状態によって様々な症状があります。B型肝炎給付金の対象と認定されると現時点の病態によって給付金の額が決められます。B型肝炎の症状の中でも慢性肝炎はとても重度な症状で、6カ月以上にわたって肝臓の炎症が続いている状態です。

慢性肝炎になると、肝臓の細胞が次第に壊れて行き肝臓の働きが悪くなりますのでとても思い症状になっています。慢性肝炎の恐ろしい所は、初期のころは自覚症状が無いので重大になってからでないと自覚症状が現れない所です。慢性B型肝炎の場合には、特定B型肝炎ウイルス感染者であることを確認するための検査費用の他にも50万円程度の訴訟等に係る弁護士費用や1,250万円のB型肝炎給付金が支払われます。

性肝炎を発症したと診断された日から20年という期間が過ぎた場合でも特定B型肝炎ウイルス感染者であることを確認するための検査費用はもちろん、12万円程度の訴訟等に係る弁護士費用や300万円のB型肝炎給付金を受け取る事ができます。慢性B型肝炎で現在は治癒している場合だったとしても150万円のB型肝炎給付金を受け取る事ができます。慢性肝炎は、進行すると、肝硬変や肝癌になる可能性がありますので早めに行動して確実に給付金をもらってください。

B型肝炎の特別措置法

B型肝炎特別措置法が施行される要因については、なぜB型肝炎給付金が支払われる理由を詳しく知る必要があります。小学生の頃に学校などで予防接種やツベルクリン反応検査などを痛い思いをして受けた方は多いと思います。予防接種やツベルクリン反応検査は個人で申し込んだのではなく、国が決定して行っている物です。そのため、予防接種やツベルクリン反応検査によって生じた問題は国が責任を負わなければいけません。そこにB型肝炎特別措置法が施行される要因があるのです。

今では信じられませんが、日本では昭和23年7月1日から昭和63年1月27日の間まで注射器の使い回しが許可されていました。これは、国際的に注射器の使い回しはしない方がいいという風潮があったのにも関わらず許可されていたのです。この注射器の使いまわしによってB型肝炎ウイルスに感染してしまうケースが次々に現れました。

予防接種やツベルクリン反応検査は国が行っている事や、B型肝炎に感染する原因が、国がみとめている注射針の使いまわしだった事もあり、やがて感染者やそのご遺族が、国を相手取り損害賠償を求めました。その結果、平成24年に国と全国B型肝炎訴訟原告団の間で和解に関する基本合意書に基づき、和解が成立した方に速やかに給付金等を支給するためのB型肝炎特別措置法が施行されたという事になります。特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法に関する内容はとても難しい部分がありますので、こちらのページで簡単にご説明させて頂きます。